インターネットスポット接続手順【WindowsXP】

作成：平成24年 3月 2日
更新：平成25年 1月15日

　WindowsXPでインターネットスポット「KSU2010gx」に接続する手順を説明します。

1. 事前準備

接続設定に必要なルート証明書(設定項目では「信頼されたルート証明機関」と表現されます)がインストールされていることを確認します。「Security Communication RootCA1」のルート証明書がインストールされていることが分かっている場合はこの手順を飛ばして構いません。

ルート証明書とは、暗号化通信を行うサーバの証明書を発行した機関を保証する証明書のことで、ここでは、ユーザ認証サーバの証明書を認証している機関の証明書を指します。

スタートボタンをクリックし、①インターネットを右クリックし、②「インターネットのプロパティ」をクリックします。

「インターネットのプロパティ」ウィンドウが開いたら、①「コンテンツ」タブを選択し、②「証明書」ボタンをクリックします。

「証明書」ウィンドウが開いたら、①「信頼されたルート証明機関」タブを選択し、②「Security Communication RootCA1」があることを確認します。

「Security Communication RootCA1」がない場合、「2.インターネットスポット接続手順の手順 7.」の設定が行えませんので、これをインストールする必要があります。Windows Updateにて、「ルート証明書の更新プログラム」をインストールしてください。一旦、別の手段（ご自宅など）でネットワークに接続し、あらかじめWindows Updateを済ませておいて下さい。

2. インターネットスポット接続手順

画面右下のネットワークアイコンをクリックしてください。

「利用できるワイヤレスネットワークの表示」をクリックしてください。

「詳細設定の変更」をクリックしてください。

※既に接続しようとしているKSU2010gxが表示されているかもしれませんが、この時点では正しい接続設定にはなっていないため、接続できません。

「優先ネットワーク」にある「追加」をクリックしてください。

「ワイヤレスネットワークのプロパティ」ウィンドウが開き、「アソシエーション」タブが表示されますので、
①「ネットワーク名」に「KSU2010gx」を入力してください。
②「ワイヤレスネットワークキー」にある「ネットワーク認証」を「WPA2」、「データの暗号化」を「AES」にそれぞれ設定してください。
③「認証」タブをクリックしてください。

「EAPの種類」を「保護されたEAP(PEAP)」に設定し、「プロパティ」をクリックしてください。

「接続のための認証方法」の「サーバーの証明書を検証する」にチェックを入れ、「信頼されたルート証明機関」から、「Security Communication RootCA1」を選択し、「認証方法を選択する」から、「セキュリティで保護されたパスワード(EAP-MSCHAP v2)」を選択し、「構成」ボタンをクリックしてください。

「EAP MSCHAPv2のプロパティ」ウィンドウが表示されたら、「Windowsのログオン名とパスワード(およびドメインがある場合はドメイン)を自動的に使う」のチェックを外し、「OK」をクリックしてください。

「保護されたEAPのプロパティ」ウィンドウに戻りますので、「OK」をクリックしてください。

「ワイヤレスネットワークのプロパティ」ウィンドウに戻りますので、「接続」タブをクリックし、「自動接続」の「このネットワークが範囲内にあるときに接続する」をチェックし、「OK」をクリックしてください。

「優先ネットワーク」に「KSU2010gx(自動)」が表示されましたら、「OK」をクリックしてください。

下記のようなメッセージが表示されますので、吹き出しをクリックしてください。

「資格情報の入力」ウィンドウが表示されますので、「ユーザー名」「パスワード」にそれぞれ本学の「ユーザID」と「パスワード」を入力し、「OK」をクリックしてください。

設定が完了すると、KSU2010gxに接続されます。

＜注意＞
設定が完了しても自動的にKSU2010gxに接続されず、左図が表示された場合は、ここまでの設定に誤りがあった可能性があります。「4.の手順」に戻り、「優先ネットワーク」に追加された「KSU2010gx(自動)」を削除してから、再度設定を行ってください。

以上の設定で次回から「KSU2010gx」に自動的に接続が行われます。